【満員御礼】第36回はむらイブニングサロン「売れる自社製品の開発に挑む!」

満員御礼 誠にありがとうございました。

「はむらイブニングサロン」は、技術にプライドを持つ企業家・大学教員等がプレゼンを行い、プレゼンを聴いた意欲的な企業家達とのマッチングを目指した異業種交流会です。各回様々なキーワードをテーマに設定し、意見や情報の交換が積極的に行われてきました。

第36回となる今回は、「売れる自社製品の開発に挑む!」というテーマにて開催します。サポーティングインダストリー企業や小売事業者にとっては、自社製品を自ら開発することは夢であります。今回はその夢の実現に挑戦し、着々と成果を上げつつある2名の社長にご登壇頂きます。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

<開催概要>

開催日時 : 2023年7月13日(木)15:00~16:30
       ※終了時間が前後する場合がございますのでご容赦下さい。

開催形式 : 対面形式(後日の動画配信は行いません)
       ※開催終了後に懇親会を開催を予定しております(参加費2,000円程度)

会  場 : プリモホールゆとろぎ 2階 講座室1(東京都羽村市緑ヶ丘1-11-5)

定  員 : 先着50名様

参 加 費 : 無料

プレゼンター :

有限会社エニシング 代表取締役社長 西村 和弘 様
産地を守れ!小売業から製造業への転身

大手菓子メーカーきっての敏腕営業マン(多摩地域担当)だった西村氏は退社し、2000年に漢字Tシャツの販売会社を小金井市にて創業。その後、取り扱う商品を拡げていくうちに、我が国の伝統着「帆前掛け」に辿り着く。その後、円谷プロダクションや地元のスタジオジブリなどとコラボし、ウルトラマン前掛けやジブリ前掛けなどで順調に国内・海外へと販路を拡大していくが、大きな難題にぶつかる。製造元である豊橋市の産地における職人が1人となり、後継者が見つからない厳しい現実に直面。西村社長は、「素晴らしいものが詰まっている前掛けは、次の時代に残していくべき大切なもの」との強い思いから、この産地を存続すべく自ら新工場を建設することを決断する。ついには、豊田自動織機はじめとするトヨタグループなどの地元経済界、行政の熱烈なバックアップも得て、2019年新工場を建設。2022年春、ハリウッド映画「007」の1シーンに当社製造の前掛けが取り上げられるや、世界中から問い合わせや注文が殺到。今や、前掛けは「クールなキッチンウェア」として、世界的な和食ブームの中で、認知されつつあるという。今年3月には、豊橋市の新工場の隣にファブリックラボも完成し、海外の職人やデザイナーとの開発連携も始まった。>「まさか、自分がメーカーになるなんて、思いもしませんでした。」と話す西村社長に、モノづくりへの思いを語っていただきます。

東成エレクトロビーム株式会社 代表取締役社長 上野 邦香 様
「加工業からメーカーへの挑戦」

今を去ること平成8年の中小企業白書に、コーディネーター企業として取り上げられ、一躍脚光を浴びた東成エレクトロビーム。これまで下請け構造の下で受注してきた垂直統合型の形を、発注業者の注文内容に応じて、その都度高度な技術をもった加工事業者らをコーディネート企業が組み換えていくという、水平分業型の形へと繋がる先駆け的な取り組みとして注目された。その後、同社は電子ビーム溶接やレーザ加工のパイオニアとして航空機産業や半導体産業、JAXAの探査衛星「はやぶさ」の重要パーツの微細溶接加工など多種多様な取引先から受注を拡大。最近では、産業用X線CT受託撮像などの新サービスも展開。こうした中、先代の上野保社長が成し遂げなかった事業があった。経済産業省の新連携事業に1号認定された「レーザークリーニング装置ELASER」の商品化と販売である。邦香社長は、モノづくり加工事業者の夢である自社ブランド商品の開発に並々ならぬ心血を注ぎ、社員一丸となってお客様の要望に応えられる「レーザークリーニング装置ELASER」の商品化と販売を成し遂げたのである。そして、経済産業省の新連携事業1号案件を着実に成果に結びつけたのであった。新商品開発が成功する確率をよく「千三つ」というが、 モノづくり加工業者が売れる自社商品づくりを成功させるのは至難の業に近い。そんな上野邦香社長の自社ブランド商品の開発に賭けてきたこれまでの思いなどを語っていただきます。

問合せ 羽村市産業振興課商工観光係/(一社)首都圏産業活性化協会
主催:産業振興課
TEL:042-555-1111(内線655)  Email:s206000@city.hamura.tokyo.jp
企画運営:(一社)首都圏産業活性化協会
TEL:042-631-1140  Email:info@tamaweb.or.jp