【開催報告】第4回金融機関勉強会

【開催報告】令和3年度 第4回(通算) 金融機関勉強会

【開催概要】

日  時 : 令和4年2月16日(水)  第一部14:00~15:25 第二部15:35~17:00

開催方法 : オンライン会議、ビデオ会議ツールzoom (コロナウイルス感染拡大防止のため)

出席者数 : 9機関・12名

対  象 :  会員金融機関において、産業振興、産学官連携等をミッションに活動している方

内  容:

(1)出席者自己紹介

(2)第一部 金融機関の皆様へのメッセージ                                                                     ~アフターコロナのビジョンと戦略を共有して地域を元気に~

   講師: 一般社団法人首都圏産業活性化協会 会長 野長瀬 裕二

(3)第二部 TAMAエリアにおける産学官金の連携によるスタートアップ支援への期待

   講師: NV Ventures株式会社 代表取締役社長 前田 信敏 氏

(4)その他、事務連絡

 

【アンケート結果】

アンケート回答数 : 12名

1. 全体の満足度 (n=12)

・大変満足4 ( 33.3%)・満足7 (58.3%)・普通1 (8.3%)・やや不満0 (0.0%)・不満0(0.0%)

<全体の運営についてのご意見やご要望>

  • スムーズに運営していただいた。
  • 野長瀬会長の新都心イブニングサロンは全国へ横展開がされており、そのような事業をTAMA地域で進められることを期待している。
  • 金融機関の連携は、非競争分野では整理すれば可能と考える。
  • 基調講演はじっくり話を聞くという事で良いが、金融機関の職員とTAMA協会を繋いでいるので、先進的な意見交換会を行いたい。
  • 金融機関の枠を超えた広域連携の希望。
  • リアルでの開催になればより活発な意見交換もあり、更に良い勉強会になると思う。
  • リアルでの意見交換や懇親会があると、他の金融機関の方から学べる事も多いと感じた。
  • TAMA協会の紹介と、基調講演の内容は切り離した方が聴講者は聞きやすい。
  • 今回からの参加者もいたので、TAMA協会の取り組み内容があると良かった。

2.第一部 基調講演の満足度

テーマ「金融機関の皆様へのメッセージ ~アフターコロナのビジョンと戦略を共有して地域を元気に~」(n=12)

・大変満足6 ( 50.0%)・満足5 (41.6%)・普通1 (8.3%)・やや不満0 (0.0%)・不満0(0.0%)

<ご感想やご意見をお聞かせください>

  • 金融機関の人間は文系の人も多く、技術的な知識が乏しいため、支援ツールや支援講座にてレベルアップを図れるといい。
  • 金融機関に求められる能力は、短時間のインタビューで企業を把握する能力という点に共感した。
  • 信用金庫は、接点・接触回数との両立で、伴走支援ができる強みを認識した。
  • 企業を見る目について勉強になった。
  • 製造・開発系企業への目利きの話が参考になった。ベンチャー(スタートアップ)支援の目利き力養成は常に課題だと感じている。
  • 産学官金民の連携が非常に重要であることを再認識した。
  • 地域金融機関として、非金融面での企業支援を積極的に行いたいと考える。
  • 動画コンテンツで企業同士を結び付けるサービスが出来れば面白い。
  • 企業のPRポイントを動画コンテンツにまとめ、営業ツールで使用することも今後は必要かもしれない。
  • 金融機関担当者が、技術を評価できる教育プログラムは魅力的かと思う。
  • 凄いと言われている技術は、儲ける事ができる技術かどうか。会社の成功を呼び込む技術かどうかを見極める事が重要という部分は非常に印象に残った。
  • 金融機関の現場は比較的文系大学を卒業した人が多く、技術に対しての目利き能力があまりなく、どのような人材育成プログラムがあると、目利き向上につながるのかが気になった。

3. 第二部 基調講演の満足度 

テーマ「TAMAエリアにおける産学官金の連携によるスタートアップ支援への期待」(n=11)

・大変満足4 ( 36.3%)・満足5 (45.4%)・普通1 (9.1%)・やや不満0 (0.0%)・不満1(9.1%)

<ご感想やご意見をお聞かせください>

  • 大学発ベンチャーと通常の研究開発型ベンチャーとの比較について参考になった。
  • 多摩地域が魅力的なマーケットであることは認識できたが、金融機関として具体的にどのような可能性があるのかを知りたかった。
  • 大学発ベンチャーに限らず、ベンチャー育成には経営人材の確保が課題であり、例えば、多摩地域の大手中堅企業にて1年2年勤務し、その後大学発ベンチャーの経営人材になれるキャリアプランが描けると、人材採用と育成の課題は解決するのかと思う。
  • 資金の出し手、情報のつなぎ役として金融機関がいかにして活動するか、考えさせられる内容であった。
  • JAPAN Startup finance2021の地域別資金調達資料での、埼玉県の数値の少なさには驚いた。
  • 包括連携をしている大学と、大学発のベンチャー企業の展開をしたく、踏み込んだ話の相談をしたい。
  • ベンチャー企業支援を多摩エリアで出来ると面白い。
  • 大学発ベンチャーに金融機関が関与するケースをもう少し聞けると良かった。
  • 【質問】今回のご登壇時の資料を各大学へサンプルとしてお渡ししたいが、資料の使用は可能か?【回答】使用しても問題ございません。
  • 【質問】NV Ventures様のPR資料はあるか?                                                                    【回答】簡単な活動のご紹介資料があります。

4. インキュベーション施設に興味ある、なし(n=10)

 ・興味ある 6(60.0%) ・興味なし 4(40.0%)

金融機関勉強会のzoom投影画面