【開催報告】真田幸光先生による新春セミナー「2022年の国際環境と経済の情勢」を開催しました。
(一社)首都圏産業活性化協会(TAMA協会)では、首都圏で中核を担う若手経営者・経営幹部等を対象に、サステナブルな経営を考え、トップリーダーの資質を得るヒントや知識の取得、ネットワーク形成を目的とした講座を開設しております。
新型ウィルスにより世界経済が低迷する中、私たちの経済、社会、世界にもたらされる影響を踏まえつつ、迎えた2022年において私たち日本企業が取るべき戦略について、TAMA協会の新春講演会ではおなじみの愛知淑徳大学の真田教授に、多面的な見解を伺いました。
今回は新型コロナウイルスの状況を鑑み、オンラインでの開催となりましたが、真田先生の熱いご講演や活発なディスカッションが行われました。ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。
【開催概要】
開催名称 : 新春セミナー「2022年の国際環境と経済の情勢
~激動の世界経済における日本企業の取るべき戦略~」
開催日時 : 令和4年1月31日(月)16:00~17:30
開催方法 : Zoomを利用したオンライン形式
講 師 : 愛知淑徳大学 ビジネス学部研究科 真田 幸光 教授
参加者数 : 36名
【アンケート結果集計】
1.今回の企画を何でお知りになりましたか(複数選択可)(n=17)
・協会職員Cdからの案内(11件[64.7%]) ・協会メルマガ(7件[41.1%]) ・協会HP(1件[5.8%])
2.全体のご感想について(n=17)
・大変満足(14件[82.3%]) ・まあ満足(3件[17.6%]) ・やや不満(0件) ・不満(0件)
3.真田先生へのご質問やご感想ご意見
- 世界の潮流をエネルギッシュにご説明いただきありがとうございました。もっともっとお伺いしたかったです。(TAMAコーディネーター 男性)
- 国際情勢の解説を興味深く伺えた。今後の米中対立にロシアを交えた不安定な状況も理解できた。また、「水、食糧、原材料、エネルギー」の自給自足、国内調達可能体制の確立を急ぐ必要性を感じた。「日本にある素材をもとにした新素材の開発等」については同感。海洋国家日本は、もっと真剣に海洋資源、海洋エネルギー資源開発に人、物、金を投入すべきと思う。心ある経済産業省の人たちには、財務省の呪縛を振り切って働いて欲しい。(TAMAコーディネーター 男性)
- 遠い世界の話が、ものすごくリアルな話として自分の身に降りかかっていると痛感した。日本が鎖国しても生きてゆける国になるには、SDGsを地で行くことと思った。循環型・脱炭素・廃棄物ゼロ社会を本気で目指せば、地球にとっても良いことずくめである。新型コロナに端を発した「価値観の変容」を、良い方向に向けて行きたい。自社も工業塗装メーカーとして地球環境と折り合いをつけてゆかねばならない。若い社員が夢と希望をもって「明るい未来」を目指し、世界が必要とする技術や製品、サービスを適正価格で供給できる国をTAMA協会の方々と作り上げたい。(基盤技術型企業 代表 男性)
- 世の中で起きている様々な出来事の「何が真実か」が分からない中で、我々自身が出来るだけ多くの情報を集め、自分で判断する以外に道はないと感じていたが、国際金融に関わる真田先生から見た、国際政治経済についての情報は大変わかりやすく、参考になる情報であった。時代の変化に対応して自分たちも変化できるように頑張りたい。(製品開発企業 代表 男性)
- 業務の都合で途中からの参加になりましたが、いつもの力強いお話で力を頂いています。次回も是非参加したい。(製品開発企業 代表 男性)
- 日常、入ってくる情報を関連付けて考えることができた。起きている様々な事象の関連性がよく分かった。(TAMAコーディネーター 男性)
- 真田先生には、年の初めに講演をしていただくということに意義があると感じた。(製品開発企業 役員 女性)
- メディアでは語られない真相を客観的な根拠に基づき、分かり易くお話しいただいた。真田先生のお話は20年以上前から聞いているが、新鮮さが失われずに凄い。オンラインが普通になったとは言え、やっぱり真田先生はリアルが良い。(自治体職員 男性)
- 新春の計画を立てる上で、とても参考になった。(TAMAコーディネーター 男性)
4.次世代トップリーダー育成講座やセミナーで取り上げて欲しいテーマ(複数選択可)(n=17)
a.真田先生による定期的な勉強会(12件[70.5%])
b.経営者の体験談(4件[23.5%])
c.経営者同士のディスカッション(3件[17.6%])
d.メンター制度の創設およびメンターとのマッチング会(2件[11.8%])
e.第一期生との対話セッション(2件[11.8%])
5.個別相談または専門家派遣の希望(複数選択可)(n=17)
a.IoTおよびデジタル化の推進(7件[41.8%])
b.カーボンニュートラルへの取組(5件[29.4%])
c.知的財産と標準化戦略(4件[23.5%])
d.人材採用・育成(3件[17.6%])
e.SDGsへの取組(3件[17.6%])
f.新分野展開(新市場参入)(2件[11.8%])
g.価値デザイン経営(経営デザインシートの作成)(2件[11.8%])
h.資金調達(ファンド、競争的資金、補助金獲得含む)(1件[5.9%])
i.税務・会計・金融、事業承継、M&A等(1件[5.9%])
j.契約書のレビュー(0件)